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読書バリアフリー

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紙の本、電子書籍、オーディオブック、点字…本の味わい方は人それぞれ。これからの読書のありかたや、読書バリアフリーに関する話題を発信します。
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記事一覧

木村匡志×オーテピア「すべての人を本の世界へ」読書バリアフリーをめぐる旅 #1

 小学館マーケティング局アクセシブル・ブックス事業室で、読書バリアフリー・アクセシビリテ…

読書百景
9時間前
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片岡見悠さん「最初は2倍速、次第に4倍速が普通になった」ルポ 読書百景 #6

『オリエント急行』を聴いて  片岡見悠さんは現在、横浜の専門学校で陶芸を学ぶ20歳の若者だ…

読書百景
3日前
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萬谷ひとみさん「知らないことすら知らなかった」読書バリアフリーと私 #4

1. 相手の立場で物事を考える 「まずは名前を名乗れ! 私は目が見えないんだ。あなたが職員…

読書百景
13日前
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馬場千枝さん「アクセシブルブック、つぎのいっぽ」読書バリアフリーと私 #3

「モノ」を越えたところへ 「一緒にアクセシブルブックについての本を作りませんか」と共同執…

読書百景
2週間前
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宮田和樹さん「本では書ききれなかったダイアログ・イン・ザ・ダークのこと」読書バリ…

『ホール・アース・カタログ』と『暮しの手帖』をヒントに 「『アクセシブルブック はじめの…

読書百景
3週間前
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野口武悟さん「なぜ”自分事”として研究するのか」読書バリアフリーと私 #1

「偽善者」と切り捨てる思考  私は読書バリアフリーの研究者である。「野口さんは、なぜ読書…

読書百景
1か月前
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出口治明さん「脳出血を経て、僕の何が変わったか」ルポ 読書百景 #5

「3日が大学、3日がリハビリ、毎日1冊は本を読む」   立命館大学アジア太平洋大学(APU)の前学長の出口治明さんが、脳出血を発症したのは2021年1月のことだった。滞在中だった福岡のホテルで発作を起こして病院に搬送され、命に別状こそなかったが、右半身の強い運動麻痺と失語症の症状が残った。その後、APUへの復職を目指してのリハビリの様子は、自著である『復活への底力』で詳細に語られている。  そのなかに、強く印象に残った場面がある。出口さんはリハビリ病院で身体の機能の回復を

愼允翼さん「ルソーの生き方に少しでも近づきたい」ルポ 読書百景 #4後編

東大にとっても”きっかけ”となったはず 東京大学大学院に通う愼允翼さんは、いま、フランス…

読書百景
3か月前
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愼允翼さん「本は”孤独”に読みたいけれど」ルポ 読書百景 #4前編

「本を読む」という行為の持つ意味 東京大学大学院でフランス文学を専攻、思想家のジャン=ジ…

読書百景
3か月前
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佐木理人さん「障害は“持つ”か、“ある”か」ルポ 読書百景 #3後編

 点字毎日の記者である佐木理人さんが、毎日新聞社に入社したのは2005年のことだった。高校を…

読書百景
4か月前
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佐木理人さん 「村上春樹と大江健三郎は実写が浮かぶ」ルポ 読書百景 #3前編

 毎日新聞社が週に一度発行する『点字毎日』は、100年余りの歴史を持つ。新聞社が作る日本で…

読書百景
4か月前
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清水純一さん「19歳で読書と出会い直すまで」ルポ 読書百景 #2

 読売新聞の論説委員を務める清水純一さんは、朝刊一面の名物コラム「編集手帳」の執筆者であ…

読書百景
4か月前
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和波孝禧さん「聴く、触る、そして全身で見る」ルポ 読書百景 #1

 ヴァイオリニストの和波孝禧さんは、日本を代表する音楽家の一人だ。幼少の頃にクラシック音…

読書百景
5か月前
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