◆今月の一首
名乗るならMC泥眼、くろがねのマイクを握り吐き出す声は
一回戦は激韻踏みラッパーと
2024年7月21日、その日は、「伏見サイファー祭」と銘打たれたコラボイベント会場、納屋橋R U S Hに一番乗りで着いていた。宵っ張りで朝も遅い私がその日ばかりは早々に目が覚め、顔を洗い歯を磨き、朝ごはんを食べ、化粧をして、いつものユニフォームの着物に着替えてもまだ十時半。二時の開催にはまだ時間がある。急いで用意しすぎたか、ソワソワして部屋の片付けでもしようかと思ったけ
★★この連載が書籍化されます!!★★
全10回の連載に大幅加筆して、小学館より2月下旬に発売予定です。
タイトルは連載と同じく『黒い感情と不安沼: 「消す」のではなく「いなす」方法』。Amazonにて予約受付中です。
「本当はこうしたかった」希望は、心の奥底に静かに沈殿していく S N Sに翻弄される人がいます。
藍(あい)さん(22歳)もその一人でした。LINEが来たら即返しないといけない感覚になるし、返信を打てば打ったで、この文章では失礼に思われたのではないか? と気