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編集日誌#6 新連載のテーマは〝ネガティブ感情〟のトリセツ

黒い感情と、不安沼。この連載に登場する女性たちは、まんま、自分だなあと思います。いつもわけのわからん不安を抱えていたり、「ちゃんとやらなきゃ誰からも認められない」と勝手に自分を追い込んでイキッたり、自分のルールの外側にいる(しかもなんだか楽しそう)人を「許せん・・・・!」と感じたり。

だから私はいつも背中がこっているし、ときどき足もつる(今朝も寝返りを打った瞬間に左足のふくらはぎがつり、激痛で覚醒した)。そして不安という沼から湧き出るアグレッシブな感情は、やがて血糖値スパイクのように急降下し、「だから私はダメなんだ」「だからあの人に負けちゃうんだ」と自分を否定する方向に向かう。こんなん、思い描いていた大人じゃないじゃん! しんどいだけじゃん! もうやめたいーーーー!!

でもネガティブ感情とまったく無縁で生きられるほど、私は自由な世界に生きていない。きっとこれからも、なんらかのかたちで、質量は変われど、お付き合いしていくことになるのだと思う。ならば、上手にこいつらを手懐けるためのヒント、つまり〝トリセツ〟がほしい。

そこに現れたのが、鍼灸師やまざきあつこさんでした。

今日からひとつひとつ、ていねいに、私の(そしてあなたの)黒い感情をすくいあげ、やまざきあつこさん節全開で、「いなす方法」を公開していきます。この連載が終わる頃、上手にいなすことのできる自分に、なっていますように。(担当/タケシタ)